AI記事作成ツールで減る時間|ブログ1本に3〜4時間かかる人へ

PR:この記事は広告リンクを含みます。詳しくは運営者について

1/10は5時間以上の人の話。1本に何時間ですか。

ブログの記事を1本書くのに、3時間も4時間もかかっている。けれどその時間が何に消えているのかは、自分でもよく分からない。そういう状態でAI記事作成ツールを調べると、「作業時間が1/10に」「最短30分で生成」といった数字が並んでいます。

ここで困るのが、その数字が自分にも起きるのかどうか判断できないことです。1/10になるのは誰の話なのか。30分で何が終わるのか。書いてあるのは結果だけで、自分の3〜4時間のどこが短くなるのかは分かりません。

この記事では、記事を1本書く作業を5つの工程に分けて、そのうちどれが短くなり、どれが残るのかを切り分けます。使うのは各社の公式サイトに書かれている記載だけです。実際に使ったうえでの体験談ではありません。

先に言ってしまうと、短くなるのは前半の3工程で、後半の2つは残ります。そして残るほうについては、公式サイト自身が「手間は増えたとしても」と書いています。だから判断の材料になるのは「何時間が何時間になるか」ではなく、自分がどの工程で止まっているかです。その調べ方も、この記事の前半に置いてあります。

この記事で分かること

  • 記事を1本書くまでの5つの工程と、どこが短くなってどこが残るか
  • 自分がどの工程で止まっているかを知る方法
  • 「1/10」の分母が公式サイトの注記に書かれていること
  • 公式が「増えたとしても」と書いている工程があること

記事を1本書くまでの5つの工程

ブログ記事を1本公開するまでを、ここでは5つに分けます。3社のいずれかが機能として挙げているものを並べたものです。

自分がいちばん時間を使っているのはどれか、1つ選んでから先を読んでください。この記事の残りは、選んだ工程が短くなるのかどうかを判断するための材料です。

  1. キーワードを決める:何について書くかを選ぶ工程です。3社ともキーワードの提案・調査の機能があります
  2. 見出しの構成を作る:記事の骨組みを決める工程です。3社とも見出し生成の機能があります
  3. 本文を書く:白紙を文章で埋める工程です。3社とも本文生成の機能があります
  4. 確認して直す:書いた文章を読み返して整える工程です。リライトの機能は3社にあり、誤字脱字チェックはラクリン、コピー率・薬機法・ファクトチェックはTranscopeにあります
  5. 入稿して公開する:ブログに載せる工程です。WordPress連携はValue AI Writerにあります

この記事で「リライト」と書いているのは書き直しのこと、「入稿」はブログの管理画面に記事を入れて公開する作業のことです。

WordPress連携がある Value AI Writer を公式サイトで見るPR(広告リンク)

自分がどの工程で止まっているかを知る

選べなかった方もいると思います。工程ごとに何分使っているかを意識して書いている人は多くありません。知る方法は1つだけです。次の1本を書くときに、上の5つそれぞれに何分使ったかをメモしてください。

スマートフォンのメモでも紙でもかまいません。工程が変わったときに時刻を書くだけです。1本ぶんで十分で、いちばん長かった工程が、あなたが止まっている場所です。

これを先にやっておくと、このあとの数字が自分の話になります。逆に、これがないまま「1/10」を読むと、その1/10が自分に起きるのかどうかを判断できません。

各社が公表している時間の数字

2026年8月21日時点で、3社の公式サイトに書かれている時間に関する記載です。短くなると述べているものと、かかると述べているものが混じっています。

各社公式サイトの時間に関する記載(2026年8月21日確認)。表が画面に収まらないときは、横にスクロールできます。
サービス公式サイトの記載掲載箇所
Value AI Writer短くなる:「作業時間が1/10に」トップページの箇条書き(見出し直下)
短くなる:「1記事あたり5時間以上かかっていた記事が最短30分で生成可能」同じ画面の注記(※1)
短くなる:「実作業はわずか5分で記事を作成できます」スマートフォンでの利用を説明する箇所
ラクリンかかる:「1~2分で完了するケースが多い」(生成を待つ時間)よくある質問
Transcope短くなる:「所要時間が半分以下に」導入事例(株式会社アール)の見出し
短くなる:「ChatGPTを利用したグループは37%速く仕事を終え」活用シーン内の見出し「02 手作業より圧倒的に効率的なChatGPT」の本文

Value AI Writerだけで3つの数字が並んでいます。1/10、最短30分、実作業5分です。矛盾しているわけではなく、測っている範囲が違います。

「実作業はわずか5分」は、スマートフォンやタブレットから使う場合の説明として書かれているものです。公式サイトの原文はこうです。

Value AI Writerは、スマホとタブレットに完全対応しており、普段使っているデバイスから、移動中や外出先などでも見出し構成や記事の生成、投稿が可能です。実作業はわずか5分で記事を作成できます。

Value AI Writer 公式サイト(www.value-domain.com/value-aiwriter/)/2026年8月21日確認

「実作業」が何を指すかは書かれていません。手を動かしている時間のことか、待ち時間を含むのかは、この記載からは決められません。

「1/10」が測っているのは前半の3工程

Value AI Writerのトップページには、本文より大きな文字で「作業時間が1/10に」と書かれています。その根拠は、同じ画面の注記に置かれています。

※1. 1記事あたり5時間以上かかっていた記事が最短30分で生成可能

Value AI Writer 公式サイト 注記(※1)/2026年8月21日確認

5時間を30分にすれば1/10です。計算は合っています。ここで確認しておきたいのは分母のほう、つまり「何時間だった人の話か」です。この注記は、1記事に5時間以上かけていた場合について書いています。

もう1つ、「最短30分で生成可能」であって「30分で公開できる」とは書かれていません。同じ公式サイトには、生成のあとに何をするかも書かれています。

記事チェックを終えたら、Value AI WriterとWordPressを連携してツール上で下書きや投稿を完結させましょう。(中略)Value AI Writerで生成されるのは文章(テキスト)のみなので、投稿前に必要に応じて文字装飾と画像挿入を行うようにしてください。

Value AI Writer 公式サイト 使い方のSTEP3/2026年8月21日確認

記事チェック、文字装飾、画像挿入。これらは30分の外にあります。つまり「1/10」が測っているのは、工程1から3までです。

どの工程にも、生成を待つ時間が挟まる

ボタンを押してから文章が出てくるまでには、待ち時間があります。ラクリンは、この時間を公式サイトのよくある質問に書いています。

Q. 実行ボタンを押してから結果が返ってくるまでに時間がかかります

リクエストの処理や結果の生成にはどうしても時間を要します。1~2分で完了するケースが多いですが、リクエストによってはそれ以上の時間がかかるケースもありますこと、ご理解ください。

ラクリン 公式サイト よくある質問(rakurin.net)/2026年8月21日確認

待ち時間があること自体が、公式に想定されているということです。機能を複数回実行すれば、そのぶん待つ回数も増えます。ただしラクリンには「ワンクリック」という、一度の実行で記事を作る機能もありますので、何回になるかは使い方によります。

なお、この待ち時間が各社の「1/10」や「最短30分」に含まれているかどうかは、3社のどこにも書かれていませんでした。含まれているとも、除かれているとも判断できません。

ラクリンの公式サイトには実演動画が置かれていますが、そこにはこう注記されています。

※快適に視聴いただくために、待ち時間はスキップして表示しています。

ラクリン 公式サイト 実演動画の注記/2026年8月21日確認

動画で見える速さと、実際に手元で待つ時間は違う、と公式が断っている形です。これは隠さずに書いてある点で、むしろ信用できる記載だと考えています。

「確認して直す」は公式も「増えたとしても」と書いている

Transcopeの公式サイトには、AIで文章を作ったあとに何が起きるかが書かれています。

もしChatGPTの文章に、確認や手直しが発生するなら、自分で文章を作ったほうが速いとお考えの方もいらっしゃるかと存じます。しかしながら、まだ査読中の論文ではございますが、中間レベルのライティングの仕事を与えた時に、ChatGPTを利用したグループは37%速く仕事を終え、質に関しても20%程度向上したという結果がでております。

文章は、0から1にするところが最も時間がかかるため、ChatGPTの出力する結果を編集する手間は増えたとしても、圧倒的な効率化を図ることが可能です。

Transcope 公式サイト 活用シーン「02 手作業より圧倒的に効率的なChatGPT」/2026年8月21日確認。引用中の論文の出典として、公式サイトは Noy & Zhang(MIT, 2023)の working paper のURLを示しています

読みどころは2つあります。

1つは「編集する手間は増えたとしても」です。差し引きで速くなるという主張ですが、編集の手間が増える可能性があること自体は、公式が書いています。工程4がそこです。

もう1つは「0から1にするところが最も時間がかかる」です。白紙を前にして手が止まる時間が無くなること自体は、工程として大きいという主張で、これは工程3にあたります。

なお、引用中の37%という数字は、公式サイト自身が「まだ査読中の論文ではございますが」と断ったうえで、「中間レベルのライティングの仕事」について述べたものです。ブログ記事作成の全工程を測ったものではありません。

まとめ|止まっている工程から選ぶ

短くなるのは工程1から3、つまりキーワードを決める・構成を作る・本文を書くまでです。「作業時間が1/10」は、1記事に5時間以上かけていた場合について、この範囲を測った数字です。

残るのは工程4の「確認して直す」です。Transcopeが「編集する手間は増えたとしても」と書いているのがここで、事実が合っているかを最後に判断するのは人です。ファクトチェックという名前の機能もありますが、Transcopeの説明を読むと、ツールがやるのは参考文献を取得して示すところまでで、信憑性を確かめるのは利用者です。

そしてどの工程にも生成を待つ時間が挟まります。ラクリンが「1~2分で完了するケースが多い」と書いているのがそれです。

ですから、工程1・2・3で止まっている人ほど効果が出やすく、工程4に時間をかけている人ほど残るということになります。前の章でメモを取ることをおすすめしたのは、この判断のためです。

料金の見方は1記事あたり料金、機能の違いはAI記事作成ツール比較5選にまとめています。

この記事は、各社の公式サイトに書かれている記載を工程に当てはめて整理したものです。実際に何分かかるかを計測したものではありません。所要時間は、書く記事の分量・分野・どこまで手を入れるかによって変わります。
執筆者:morati。個人でWebサービスの開発とサイト運営をしています。特定のAI記事作成ツールを専門的に扱う資格や実務経験を持つ立場ではなく、本記事は各サービスの公式サイトに掲載されている情報のみをもとに作成しています。

機能と時間に関する記載は、各社の公式サイトで確認してください(並び順は本文の表と同じで、評価の順位ではありません)。広告リンク(アフィリエイトリンク)があるのはValue AI Writerのみです。ほかの2社は通常のリンクで、当サイトに紹介料は発生しません。

この記事の引用と記載は、2026年8月21日に各社の公式サイトで確認したものです。内容は変更されることがあります。最新の内容は公式サイトでご確認ください。